Q-UP
Nov 9, 2025
Nov 9, 2025

76561197970533724
Recommended1 hrs played (1 hrs at review)
「コイントスの結果、自チームの側が出たら1ポイント獲得。先に三ポイント先取したチームが勝利」という設定のeスポーツ/オンラインゲームにプレイヤーとして参加する。コイントスごと、ゲームごとに増減するレートを上げ、より上位のランクを目指すことになる。
これだけ読むと、コイントスになにやら「仕掛け」があり、それをスキルなり、特殊効果でどうこうしていくように思う人もいるかもしれないが、実際のところ、コイントスにゲームらしい趣向があるわけでなく、文字通り、単なるコイントス―要するにどちらの側が出るかは完全に半々―であり、これだけなら、そもそもゲームですらない。
実は、この「Q-UP」は、コイントスeスポーツで勝ち上がることを目指すゲームではない。
コイントスの際に発動する自分のスキルをボード上に配置し、バフとなるアイテムを揃え、それらシナジーでより高いレート(ポイント)の獲得を目指すゲームだ。
コイントスのたびに自動で発動するもの、決められた側が出たら発動するもの、自チームの側が出たら発動するもの、そして発動した結果、他のスキルのトリガーとなるもの―そういったものをいかに組み合わせ、爆発的なシナジーを生むことができるか、が中心となる。
このシナジーは、コイントスで自チームの側が出たなら単純にプラスにしか作用しないので問題ないが、相手チームの側が出た時、そしてその結果、レート(ポイント)がマイナスになった場合にも作用するため、信じられないほどのマイナス、そしてその結果、ランクの大幅なダウンも起こり得る。
その興奮とスリルが、このゲーム、最大の魅力だろう。
いや、「Q-UP」は、もはや「ゲーム」というよりも「ギャンブル」だ。「払い戻し」のルールを自分の都合のように作り上げることができるかどうか、そしてその結果を楽しむ「ギャンブル」なのだ。
「Balatro」に端を発する「シナジーで天文学的スコアを目指す」スタイルのゲームも、純粋な「コイントス」ですぐさま結果が出るという「Q-UP」のようなタイトルが出てしまうと、もはや行き着くところまで行った感がある。
選べるプレイヤーキャラクターごとの差や、スキルを配置するボードの広さもあって、どのようにシナジーを組んでいくかという点に充分過ぎるほどの奥深さ、ポテンシャルを感じるものの、「ゲーム」として見ると「問題作」と言えるかもしれない。
なお、自分がeスポーツ選手(でなくともガチ勢と言われるプレイヤー)としてこのゲームに興じているという設定から、ニュースフィードやメールなどを受け取ることになるのだが、この「虚構」を一枚挟んだ作りが(いい意味で)なんとも気持ち悪い。
ゲームとはなんぞや、ガチプレイとはなんぞや、あれこれと考えたくなる―そんな側面も持ち合わせたタイトルのように感じた。
1 votes funny
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「コイントスの結果、自チームの側が出たら1ポイント獲得。先に三ポイント先取したチームが勝利」という設定のeスポーツ/オンラインゲームにプレイヤーとして参加する。コイントスごと、ゲームごとに増減するレートを上げ、より上位のランクを目指すことになる。
これだけ読むと、コイントスになにやら「仕掛け」があり、それをスキルなり、特殊効果でどうこうしていくように思う人もいるかもしれないが、実際のところ、コイントスにゲームらしい趣向があるわけでなく、文字通り、単なるコイントス―要するにどちらの側が出るかは完全に半々―であり、これだけなら、そもそもゲームですらない。
実は、この「Q-UP」は、コイントスeスポーツで勝ち上がることを目指すゲームではない。
コイントスの際に発動する自分のスキルをボード上に配置し、バフとなるアイテムを揃え、それらシナジーでより高いレート(ポイント)の獲得を目指すゲームだ。
コイントスのたびに自動で発動するもの、決められた側が出たら発動するもの、自チームの側が出たら発動するもの、そして発動した結果、他のスキルのトリガーとなるもの―そういったものをいかに組み合わせ、爆発的なシナジーを生むことができるか、が中心となる。
このシナジーは、コイントスで自チームの側が出たなら単純にプラスにしか作用しないので問題ないが、相手チームの側が出た時、そしてその結果、レート(ポイント)がマイナスになった場合にも作用するため、信じられないほどのマイナス、そしてその結果、ランクの大幅なダウンも起こり得る。
その興奮とスリルが、このゲーム、最大の魅力だろう。
いや、「Q-UP」は、もはや「ゲーム」というよりも「ギャンブル」だ。「払い戻し」のルールを自分の都合のように作り上げることができるかどうか、そしてその結果を楽しむ「ギャンブル」なのだ。
「Balatro」に端を発する「シナジーで天文学的スコアを目指す」スタイルのゲームも、純粋な「コイントス」ですぐさま結果が出るという「Q-UP」のようなタイトルが出てしまうと、もはや行き着くところまで行った感がある。
選べるプレイヤーキャラクターごとの差や、スキルを配置するボードの広さもあって、どのようにシナジーを組んでいくかという点に充分過ぎるほどの奥深さ、ポテンシャルを感じるものの、「ゲーム」として見ると「問題作」と言えるかもしれない。
なお、自分がeスポーツ選手(でなくともガチ勢と言われるプレイヤー)としてこのゲームに興じているという設定から、ニュースフィードやメールなどを受け取ることになるのだが、この「虚構」を一枚挟んだ作りが(いい意味で)なんとも気持ち悪い。
ゲームとはなんぞや、ガチプレイとはなんぞや、あれこれと考えたくなる―そんな側面も持ち合わせたタイトルのように感じた。
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Nov 9, 2025
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「コイントスの結果、自チームの側が出たら1ポイント獲得。先に三ポイント先取したチームが勝利」という設定のeスポーツ/オンラインゲームにプレイヤーとして参加する。コイントスごと、ゲームごとに増減するレートを上げ、より上位のランクを目指すことになる。
これだけ読むと、コイントスになにやら「仕掛け」があり、それをスキルなり、特殊効果でどうこうしていくように思う人もいるかもしれないが、実際のところ、コイントスにゲームらしい趣向があるわけでなく、文字通り、単なるコイントス―要するにどちらの側が出るかは完全に半々―であり、これだけなら、そもそもゲームですらない。
実は、この「Q-UP」は、コイントスeスポーツで勝ち上がることを目指すゲームではない。
コイントスの際に発動する自分のスキルをボード上に配置し、バフとなるアイテムを揃え、それらシナジーでより高いレート(ポイント)の獲得を目指すゲームだ。
コイントスのたびに自動で発動するもの、決められた側が出たら発動するもの、自チームの側が出たら発動するもの、そして発動した結果、他のスキルのトリガーとなるもの―そういったものをいかに組み合わせ、爆発的なシナジーを生むことができるか、が中心となる。
このシナジーは、コイントスで自チームの側が出たなら単純にプラスにしか作用しないので問題ないが、相手チームの側が出た時、そしてその結果、レート(ポイント)がマイナスになった場合にも作用するため、信じられないほどのマイナス、そしてその結果、ランクの大幅なダウンも起こり得る。
その興奮とスリルが、このゲーム、最大の魅力だろう。
いや、「Q-UP」は、もはや「ゲーム」というよりも「ギャンブル」だ。「払い戻し」のルールを自分の都合のように作り上げることができるかどうか、そしてその結果を楽しむ「ギャンブル」なのだ。
「Balatro」に端を発する「シナジーで天文学的スコアを目指す」スタイルのゲームも、純粋な「コイントス」ですぐさま結果が出るという「Q-UP」のようなタイトルが出てしまうと、もはや行き着くところまで行った感がある。
選べるプレイヤーキャラクターごとの差や、スキルを配置するボードの広さもあって、どのようにシナジーを組んでいくかという点に充分過ぎるほどの奥深さ、ポテンシャルを感じるものの、「ゲーム」として見ると「問題作」と言えるかもしれない。
なお、自分がeスポーツ選手(でなくともガチ勢と言われるプレイヤー)としてこのゲームに興じているという設定から、ニュースフィードやメールなどを受け取ることになるのだが、この「虚構」を一枚挟んだ作りが(いい意味で)なんとも気持ち悪い。
ゲームとはなんぞや、ガチプレイとはなんぞや、あれこれと考えたくなる―そんな側面も持ち合わせたタイトルのように感じた。
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「コイントスの結果、自チームの側が出たら1ポイント獲得。先に三ポイント先取したチームが勝利」という設定のeスポーツ/オンラインゲームにプレイヤーとして参加する。コイントスごと、ゲームごとに増減するレートを上げ、より上位のランクを目指すことになる。
これだけ読むと、コイントスになにやら「仕掛け」があり、それをスキルなり、特殊効果でどうこうしていくように思う人もいるかもしれないが、実際のところ、コイントスにゲームらしい趣向があるわけでなく、文字通り、単なるコイントス―要するにどちらの側が出るかは完全に半々―であり、これだけなら、そもそもゲームですらない。
実は、この「Q-UP」は、コイントスeスポーツで勝ち上がることを目指すゲームではない。
コイントスの際に発動する自分のスキルをボード上に配置し、バフとなるアイテムを揃え、それらシナジーでより高いレート(ポイント)の獲得を目指すゲームだ。
コイントスのたびに自動で発動するもの、決められた側が出たら発動するもの、自チームの側が出たら発動するもの、そして発動した結果、他のスキルのトリガーとなるもの―そういったものをいかに組み合わせ、爆発的なシナジーを生むことができるか、が中心となる。
このシナジーは、コイントスで自チームの側が出たなら単純にプラスにしか作用しないので問題ないが、相手チームの側が出た時、そしてその結果、レート(ポイント)がマイナスになった場合にも作用するため、信じられないほどのマイナス、そしてその結果、ランクの大幅なダウンも起こり得る。
その興奮とスリルが、このゲーム、最大の魅力だろう。
いや、「Q-UP」は、もはや「ゲーム」というよりも「ギャンブル」だ。「払い戻し」のルールを自分の都合のように作り上げることができるかどうか、そしてその結果を楽しむ「ギャンブル」なのだ。
「Balatro」に端を発する「シナジーで天文学的スコアを目指す」スタイルのゲームも、純粋な「コイントス」ですぐさま結果が出るという「Q-UP」のようなタイトルが出てしまうと、もはや行き着くところまで行った感がある。
選べるプレイヤーキャラクターごとの差や、スキルを配置するボードの広さもあって、どのようにシナジーを組んでいくかという点に充分過ぎるほどの奥深さ、ポテンシャルを感じるものの、「ゲーム」として見ると「問題作」と言えるかもしれない。
なお、自分がeスポーツ選手(でなくともガチ勢と言われるプレイヤー)としてこのゲームに興じているという設定から、ニュースフィードやメールなどを受け取ることになるのだが、この「虚構」を一枚挟んだ作りが(いい意味で)なんとも気持ち悪い。
ゲームとはなんぞや、ガチプレイとはなんぞや、あれこれと考えたくなる―そんな側面も持ち合わせたタイトルのように感じた。
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