
Blue Prince
😀15
76561197969089433

扉の先の部屋を提示された選択肢から設置して謎を解く探索ゲーム 推理や謎解き要素が強く、一度正解した問題も次見た時は答えが変わっている 発売当初では英語にしか対応しておらず、手紙や新聞記事などが出てくるため、正しくストーリーを理解したいなら対応されるのを待つか何らかの手段で翻訳しなくてはならない このゲームは恐ろしく地味である アッと驚く謎や素晴らしい伏線があるとしても、それを大々的にプレイヤーに見て貰おうとはしていない プレイヤーが能動的に自分で発見しなくてはならないのだ ところで私は先へ進みたいと常に思っているので『行って戻る』のが嫌いである もうちょっと具体的に言うと色んなゲームで見かける、壁にヒビが入っていて明らかに壊せそうだけど今は壊す手段が無いから放置して後で爆弾を入手したらもう一度このダンジョンに戻って来よう、というのが嫌なのだ 今 提示した要素ならその時点で全て味わえるように作っていて欲しい コース料理のデザートが翌日クール便で自宅に届きますと言われても満足できない このゲームは館の部屋の配置を自分で行い、部屋はランダムに三種類提示される クリアできないことを前提に何度もゲームを繰り返していくと色んな部屋を探索することになる 部屋に何があるか覚えたりメモしたりするようになれば、この部屋にあったギミックのヒントや解除に必要なアイテムは以前のプレイで見かけたあの部屋だ、と気付く もちろん都合よくその部屋を設置できるとは限らないが このようにこのゲームでは答えや必要なものが分かっていても手元に上手く揃えられなかったり、探索したい部屋が出てもジェムが無くて置けなかったりといった欲しいものに手を伸ばせないようにする仕組みが沢山用意されている ローグライトのゲームでは欲しいものが手に入らなくても敵を倒してプレイすることは出来る やりたいデッキは組めなかったけどクリアできたぞ、次はもっと上手く行くかもしれないというモチベーションがある しかし謎解きと推理のこのゲームではずっと喉に小骨が刺さったままになりがちだ 別の謎が解けたって自分が今 気になったこの謎、この小骨が取れなければ全然すっきりしないではないか ある謎に対する満足はその謎を解くことでしか得ることが出来ないのに、スタミナ切れたからまた翌日とか、ルートが全部ふさがったからまた翌日とか、並んでいたラーメン屋が目の前で今日のスープ終わりました、で閉店されても嬉しくない いいよいいよ、手紙や写真に小さく文字か何かが隠されてるのは良い でも虫眼鏡が必要で、虫眼鏡が置いてある部屋があるのかないのか分からないまま探索してその部屋を偶然見つけた後に虫眼鏡で調べたいと思っているアイテムが置いてある部屋が選択肢で提示されてやっと調べられるようになって、もしその後のプレイでまた虫眼鏡が必要な時が来たら上記をその都度繰り返すか、アイテム保管の部屋を虫眼鏡を持っているタイミングで偶然引き当て設置して次のプレイでアイテム保管部屋を偶然引き当て設置して再入手しないといけない、というプロセスに喜びは見出せない さてたかだか三時間しか遊んでないくせに何もかも分かったように偉そうな文章を書いている訳ですが こんなに不満っぽい事しか書かないのだからよっぽど気に入らなかったのだろうと思われるかも知れません しかしそうではありません 実際のところこのゲームは尻上がりで面白くなっていくタイプのゲームです 謎の家を相続するために探索する主人公が部屋の中で手紙や新聞記事などを見つけ、断片的な情報を入手していきながら、それらがどう関係するのか推理していく ある部屋で動かしたギミックが別の部屋でどう作用しているのか 繰り返しプレイしたくなる力は持っているゲームだと思います しかしながらファーストタッチは正直 面白くないとはっきり言えるでしょう このゲームは忍耐と根気強さが必要です 海外の方のレビューを見たら、90時間遊んでるけどまだ謎が残っているというようなことが書いてありました ある部屋の謎の答えを別の部屋で見つけて、再び同じ部屋を隅々まで調べて考察出来るプレイヤーにはきっととても楽しい経験になる事でしょう ただ、私は先へ進みたいと常に思っています

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